Jan 21, 2013

Deer Friend


先日私のところへやってきた鹿。写真の鹿がなぜか私のところへ。京都までやってきてくれました。尊敬する友人が住む岐阜の白川というところの鹿で、それはそれは山深いところだと言っていました。彼女がそこの猟師さんと仲良くなったご縁です。

彼女から話を聞いていたし、写真では見ていたのですが、結構サプライズで届いたので、最初オープンするのにちょっと勇気いりました。角を確認しつつ、頭は白骨だよねとか。私欲しいって言ったかなとか。どう取り扱ったらいいのかなとか。ユニークなものいただいてしまいました。我ながら笑ってしまう、この引き寄せ。うーん私のところへどうしてやってきたのか。これは絶対なんかあるな、そう思いながら鹿とご対面。

実際のそれはとても美しいものでした。鹿が届いて、実物を確認する前に、白川とはどういうところなのか、そのイメージを彼女に質問していました。そこにいた鹿だから。そこでなにを見て、なにを感じていたのだろう。”白川はね、水がきれいで、空気が澄んでて山が深い。山の神様を感じられる所。夏も冬も星が最高にきれい。自然は単に守るべきものなんではなく、しなやかでタフ、そして美しいと思える所。” 鹿を見たとき、いちばんに星空ヴィジョンが浮かびました。息をして、深い森にいたんだと思うと、神秘的でした。宇宙だと思いました。

動物は人よりもずっと多くの事を知っていると言われていて、なかでも鹿はスピリチュアルな生きものとして知られています。ブッダが初めて説法を初めたとき、話を聞いてくれたのは人ではなく、森の鹿たち。七福神の寿老人が連れているのは、矢張り森の鹿。シヴァ神が鹿の角を持っている絵もあります。せっかくなので、鹿について調べてみました。鹿は”美”に対する認識力が抜群で、新しい価値観、本物を見分ける力がある生きもの。鹿の”美”とは、外見や様相ではなくて、内側からのもの。鹿は本物を知っているとありました。そして私が気に入ったのは、鹿を呼び出すチベットのマントラ。“イエー”なんですって。チベット語の「イエッシェズ、知恵、多様性、可能性」を意味する言葉からきているとのこと。OH YEAH!

この鹿に、どうしてここに来たのか聞いてみました。返事はまだありません。でも、きっとわかるときが来るから、楽しみにしておこうと思います。白川の彼女は私のインスピレーションのひとり。ありがとう。鹿の角にターコイズのネックレスをかけてあげました。

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